プロ野球シーズン真っ盛り。
白熱する試合を見ていて、ふと疑問がわきました。
試合が終わったら、汚れたユニフォームは誰が洗濯してるのかな?
選手が自分で洗濯してるんでしょ?
汗と泥にまみれたユニフォームを、疲れて宿舎へ帰った選手が自分で洗濯するのでしょうか?
自分だったら洗濯したくないなぁ
そこで調べてみると、靴下から手袋、帽子にいたるまで、100人を超えるプロ野球選手のユニホームを5時間で真っ白にする仕事人がいるそうです。
ナイター終了後、翌朝までに間に合わせる、その職人技について記事をまとめてみました。
【完全個別洗い】宅配だから受け取りが便利「しももとクリーニング」>>>プロ野球 ユニフォーム配布イベント情報まとめ 各球団の配布試合はいつ?
プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う 仕事人の紹介
宮城県仙台市に本社を置く株式会社オートランドリータカノ
選手が試合で着たユニフォームを回収・洗濯し、翌日の練習前までに納品する仕事をしています。
2005年から楽天イーグルスを担当して以来、丁寧な仕事が評価され
他の11球団からの依頼も受けるようになりました。
全国初!ダウンクリーニング専門店【HIRAISHIYA】プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う 出番はナイター終了後
試合中回収を担当するスタッフは球場横の駐車場でスタンバイ。
試合が終了した午後9時10分、仕事人たちが回収に動き出します。
ロッカールームと車を往復すること5回。
こうして試合後の出たユニフォームや帽子、ジャンパーなどの洗濯物が集まりました。
さらに対戦相手のユニフォームはというと、宿泊先のホテルでピックアップします。
そして午後10時45分、回収を終えた車は20分程離れた洗濯工場へ向かいます。
ここからは時間との闘いです。
プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う 真夜中の洗濯スタート!
今回の試合で運び込まれたユニホームの数はじつに133人分!
11人の精鋭スタッフが洗濯から乾燥、梱包までを担当します。
13年間現場を指揮している方いわく、ほとんど5時間を目安に作業を完了させ、選手が球場入りする前にロッカーに入れているとのこと。
まず、ぐちゃぐちゃになっている衣類を種類ごとに仕分けます。
この時、裏返った服を元に戻しながらポケットの中身をチェック。
余計なものが混ざるとユニフォーム全体の洗濯に影響するのを防ぐ為です。
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更に汚れの目立つものを選別します。
泥など汚れの付いた状態では洗濯機に入れられません。
事前に石鹸とタワシを使って手洗いします。
それでも落ちない頑固な汚れには、高圧で水を噴射する機械で汚れを吹き飛ばします。
30分程で仕分けと手洗いが完了。
今回の洗濯物は小物などを含め1345点!
使うのは一度に100人分は洗えるという7台の洗濯機。
種類ごとそれぞれの洗濯機へ投入。
洗剤はユニフォームごとに長年研究したものを使用。
素材や色によって使い分けています。
日付が替わった午前0時40分、両チーム133人分が洗い終わりました。
残り時間は3時間半。
続いては場所を移して乾かします。
7台の乾燥機がフル稼働!
その間に細かい作業を行います。
帽子は型にはめたら蒸気だけを当ててアイロン掛け。
一つ一つ丁寧に仕上げていきます。
乾燥が終わりに差し掛かった午前二時頃、このままいけば終了まであと二時間程です。
プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う そんなところまで!?丁寧な仕事ぶり
ベルトを通す部分が取れているユニフォームが出てきました。
こんな時の応急処置にも責任者自ら対応します。
また、洗濯機では落としきれなかった黒いシミが見つかることも。
時間に追われながらも最善を尽くすことを心掛けています。
午前2時半、乾燥を終えたユニフォームは真っ白になりました。
つづいて133人分を一つ一つ綺麗に畳んで仕分けていきます。
ユニフォームを梱包するまでが洗濯スタッフの仕事です。
プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う 仕事人の「やりがい」とは
作業開始からおよそ5時間半後の午前4時30分、133人分の梱包が終わりすべてのクリーニングが終了。
これでこの日も無事に試合が開催できます。
「ちょっとした間違いをすれば、大きな影響を与えると肝に銘じています。」
プロ野球選手 ユニフォーム 誰が 洗う プロ野球選手を支える裏方さんの仕事を見て
プロ野球選手を支えるのも、その道のプロである事が分かりました。
こんなにキレイなユニフォームにしてくれることを感謝して、
試合に出られることを選手もファンも知るべきですね。
当たり前と思ってはいけないですね。
一流の選手は裏方さんへの気配りも忘れないといいます。
その辺りの意識の違いが一流選手と二流選手の違いになるのでしょうか。
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