【王様戦隊キングオージャー】撮影手法はLEDウォールを使ったバーチャルプロダクション

特撮ヒーロー

王様戦隊キングオージャーの第1話を観て、その世界観に驚きませんでしたか?

CG技術がふんだんに使われ、これはどうやって撮っているのかな?と知りたくなりました。

ここでは、その撮影手法であるLEDウォールを使ったバーチャルプロダクションについてまとめます。

王様戦隊キングオージャー 撮影手法 バーチャルプロダクションとは

「バーチャルプロダクション」とは、仮想空間の背景と実物の被写体(俳優や小道具)を同時に撮影し、合成する撮影手法。

多くは背景にLEDパネルを設置したもので、背景のLEDパネルに映像やCGIを表示させています。

CG技術をふんだんに使っている本作では、背景は合成でも床や小物はほとんどが作り物です。

たいていのドラマでは、既存の物を借りたりして使っているものなのですが、キングオージャーにしかない描けない世界をつくるために、小物にはとことんこだわり、0から作り上げています。

王様戦隊キングオージャー 撮影手法 まとめ

王様戦隊キングオージャーでは従来のグリーンバック合成に加えて、業界内では最注目のLEDウォールを使ったバーチャルプロダクションという技術を使って撮影を行っています。

スタジオ内に巨大なLEDパネルを設置し、背景に映像を流しながら撮影しているのです。

デジタルアセットをLEDウォールに映し出し、その前で役者が演じ、背景アセットと同期したカメラで撮影していくバーチャルプロダクションという撮影技術は、特に海外では、コロナ禍の映画やテレビプロダクションにおいて普及しつつありました。

LEDウォールを使った撮影は海外では主流になりつつありますが、ここまで作品全体にバーチャルプロダクションが使用されている作品は国内初ではないでしょうか。

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