ロック板の無いコインパーキングの使い方は?不正利用はされないの?

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最近、ロック板のないコインパーキングを見かけませんか?

私もよく利用するコンビニの駐車場が、このロック板のないコインパーキングに改修されていて、

使い方が分からず敬遠してしまった経験があります。

そこで、ここではロック板の無いコインパーキングの使い方や、

ロック板がないと不正に利用されるのでは?など、その辺りも含めて解説します。

ロック板の無いコインパーキングの使い方 空きスペースに車を停める

入庫後20分以内は無料でした。ただサービスをうけるには店舗へ申し出る必要があります。

通常の平面駐車場に停める要領です。

商業施設にもロック板なしの駐車場も増えてきています。

各施設のサービスもお得に利用しましょう。

ロック板の無いコインパーキングの使い方 精算の仕方

ここではファミリーマートを利用する為に停車した場合の精算方法を紹介します。

ポイントは車を停めたら店舗へ申し出て、割引券を発行してもらうことです。

それ以外の利用は車室番号を入力して精算を済ませてください。

使い方が分かると簡単ですね。

さて、次の項目ではロック板の無い駐車場について掘り下げていきます。

コインパーキングのロック板は、そもそもどういうものなの?

駐車するとそのロック板が跳ね上がり、料金を精算すると下がって出庫できるようになるというものです。

それまでは駐車場の入口で駐車券が発券され、出口で精算する「ゲート式」が主流でしたが、処理に時間がかかりクルマが詰まりやすいことから、1台1台出入りを管理できる「ロック板式」が広まっていきました。

ロック板をなくして、不正に利用されるおそれはないの?

確かに、料金を払わずに出庫することは容易です。

しかし、駐車マスに埋設されたセンサーで車両を認識し、マスの奥に立つポールに取り付けられたカメラで車両のナンバーを記録することで、出入りを管理しています。

また、場内全体を見渡す監視カメラで、全体の出入り状況も随時記録していますので、不正の証拠を把握して、あとから料金を請求します。

言い逃れはできません

ロック板の無いコインパーキング 仮に不正利用するとどうなるの?

不正に出庫したクルマを、すぐ捕まえて料金を請求するわけではありません。

ナンバーや不正の証拠は把握しているので、そのクルマが全国にある同方式の駐車場に再び入庫した際に、警備員が未払いぶんの支払いを促す紙をクルマに貼ります。

紙を貼られた人は、その場の精算機で支払うこともできますが、請求書の発行を申し出て後日、支払い手続きを行うことも可能で、実際には後者のケースが多いです。

ロック板の無いコインパーキング なぜこうしたシステムが開発されたの?

最大の目的は、ロック板による事故やトラブルを避けることです。

ロック板は、精算から一定の時間内に出庫しないと再び跳ね上がりますが、たとえば、料金の精算後に車内で電話をしていて、それに気づかず発車し、クルマが破損してトラブルになるケースがあります。

また、乗降の際にロック板でケガをしたという人も多く、ロック板式駐車場に関するアンケート調査では、20パーセント以上の人がなんらかのトラブルを経験していました。

ロック板の無いコインパーキング 「ロック板なし」は増えているの?

設備のコストや管理業務が軽減されることから、利用者と駐車場運営者の双方にメリットがあるため、ロック板の無い駐車場は徐々に増えていくと考えられます。

不正利用を防止するよりも、まずロック板による事故やトラブルを避けたいという意図が運営側にあるからです。

時にはクルマが破損するようなトラブルもあり、深刻なクレームが寄せられることもあります。

最近では大雪でロック板が下がらず、出庫できないというトラブルも報告されています。

一方でほとんどの利用者は、料金をちゃんと支払いたいという意思を持っています。

回りで見かける「ロック板なし」の駐車場は、利用者との信頼関係で成立している方式ともいえそうです。

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