職場に必ず一人はいる「お山の大将タイプ」。
やたら舌打ちをする、あいさつしない、人によって態度を変える、ぶつくさ言いながら威張る──。
分かっていても、目の前でそれをやられると無性にイラっとしませんか?
私も52歳、氷河期世代のサラリーマン。
これまで上司の圧や理不尽を山ほど受け流してきたつもりですが、
さすがに「日々の小さなストレス」は耐えがたい。
そんな私が選んだのは、戦わずに自分を守る方法──静かな退職(Quiet Quitting)です。
この記事では、職場で遭遇する「イラっと製造機」の行動を笑い飛ばしながら、
どう自分の心を守っていくかをお話しします。
「それ、うちの職場にもいる!」と共感していただけるはずです。
【52歳氷河期世代】舌打ちがBGMになっている職場

「チッ」
「チッ」
「チッ」
……すみません、これBGMですか?
いやいや違います、アイツの舌打ちです。
しかも理由は不明。
自分が機嫌悪いだけで「チッ」。
たまにこちらが手伝おうとすると「チッ」。
さらに自分の作業が遅れると「チッ」。
……もう、職場全体が舌打ちシンフォニー状態。
聞いているだけで心のHPがジワジワ減る。
耳に入った瞬間、思わず眉間にシワ。
「はぁ…今日も始まったか」と深呼吸するしかない日々。
しかも厄介なことに、誰も注意できない。
言おうものなら「あー、俺が不機嫌になったのか」と余計にストレス増。
気にしないようにしても、無意識に耳が反応するんですよね。
さらに追い打ちをかけるのが、この舌打ち、完全にリズムゲーム化していること。
「チッ、チッ、チッ…」と規則正しく刻まれるので、
思わず手や足でリズムを取ってしまう自分に気づく瞬間があります。
しかもスコアはゼロ、達成感もなし。
まるで誰も勝てない舌打ちゲームを強制プレイさせられているような感覚です。
正直、舌打ちがBGMになっている職場ほど、体力より精神力を削られる場所はないと思います。
やっぱりこれが一番のストレス。
【52歳氷河期世代】あいさつしない人間Wi-Fi

朝は「無視」。
帰りも「無視」。
でも上司やお気に入りには、まるでアイドルの握手会みたいな満面の笑みで
「おつかれさまでーーす!」。
……いや、こっちには電波飛ばしてくれないの?
完全に「人間Wi-Fi」不安定モード。電波立ってない。
わかってるんですよ。
「人によって態度変えるやつ、どこの職場にもいるよな」って。
でもさ、毎日それを正面から食らうと、やっぱり気になるんです。
こっちが「おつかれさまです」って声かけても、スルー。まるで透明人間。
これ、地味に心削られるんですよね。
きっと同じように「あの人の態度が気に障る」って経験、誰にでもあると思います。
そして心の中でこうつぶやくはず。
「え、俺…今日もWi-Fi圏外なの?」
【52歳氷河期世代】「ぶつくさいいながら威張る」選手権 優勝者

「俺の若い頃はさぁ〜」
「結局俺がやらないとダメなんだよな」
はい出ました、無限リピート武勇伝 & 自画自賛ソング。
サビは毎日同じ、BGMは単調、聞いてるだけで脳がバグる。
しかもこちらに襲いかかる“特殊攻撃”が強烈。
- 【スキル①】「昔は良かった」 → 周囲に やる気ダウン(大) を付与
- 【スキル②】「俺がやらなきゃ」 → 聞かされた側に 虚無感 を付与
- 【スキル③】「若いやつはダメだ」 → こちらの MP(メンタルポイント) をジワジワ削る
こちらのステータスはあっという間にこんな感じ👇
- HP(やる気) → 赤ゲージ
- MP(集中力) → 空っぽ
- ステータス異常 → 「イライラ」「無気力」「ため息」
ポーション(コーヒー)を飲んでも回復せず、むしろ「お前また休憩か?」という追撃が飛んでくる始末。
……この人、完全に RPGで言う“ラスボスの手前にいる厄介な中ボス” です。
倒しても経験値ゼロ、ドロップアイテムなし。
むしろ「今日も時間をムダにした」というデバフだけ残る。
もし「ぶつくさいいながら威張る選手権」が本当に開催されたら、間違いなく彼は殿堂入り。
称号は──「周囲のやる気を永久に吸い取る者」。
【52歳氷河期世代】そこで登場「静かな退職」

怒っても無駄。
期待しても無駄。
説教しても無駄。
だから私は 「静かな退職(Quiet Quitting)」 を選びました。
戦わず、振り回されず、自分の心を守る最強スキルです。
やるべきことはきっちりやる。
メールも返信する。
会議にも出る。
仕事は責任をもってこなす。
でも、それ以上は背負わない。
無意味な舌打ちや威張りに付き合う時間はゼロ。
「どうせアイツの評価は変わらない」と割り切るだけで、心が驚くほど軽くなるんです。
まるで 職場ストレスをデバフとして受けつつ、バリアで自分を守るRPGキャラ になった気分。
攻撃は受けるけど、精神ポイントは減らさない。
そして定時後は、心のHPフル回復。
静かな退職は「やる気を捨てる」ことではなく、「自分のリソースを大事にする」戦略。
振り回される日々に疲れたあなたにも、ぜひおすすめしたい働き方です。
【52歳氷河期世代】アイツへ告ぐ

お山の大将よ。
その舌打ちで世界はよくならない。
その挨拶スルーで信頼は増えない。
そのぶつくさで、人望はゼロになる。
あなたの威張りっぷりは、ただただ空回りしているだけだ。
そして私はもう、感情の在庫がゼロ。
心の貯金は使い果たしました。
残っているのは、定時と同時に解放される自由だけ。
そう、定時と同時に心は自由。
「もう振り回されない」という小さな勝利感が、毎日の仕事を耐えやすくしてくれるんです。
職場にいながら、自分だけの心のオアシスを持つ──それが52歳氷河期世代の静かな戦略です。
まるでRPGの最終ボス戦を抜けた後の街のように、定時後の自分は平和。
アイツの舌打ちやぶつくさはもう、私の世界に影響を与えない。
【52歳氷河期世代】まとめ:分かってても気になる、それが人間

人の態度や癖は、自分の力では変えられません。
「気にしなければいい」と頭で分かっていても、感情はそう簡単にコントロールできない。
だからこそ、自分の守り方を見つけることが大事なんです。
静かな退職は「逃げ」ではなく「自分を守る戦略」。
やるべきことをきっちりこなしつつ、それ以上に振り回されない。
それが結果的に、自分の時間や心の余裕を生みます。
もし職場のお山の大将にイライラしているなら、
まずは「自分の感情に在庫を残さない」ことを意識してみてください。
ストレスはゼロにはならなくても、定時後の自分の時間を大切にできれば、それが最高の勝ち方です。
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