待ちに待った根尾投手の先発登板が、今季ラストゲームの広島戦(10月2日 マツダスタジアム)で実現しました!
先発であれば打席も回ってきます。
さて根尾投手はどんな活躍をみせたのでしょうか。
ここでは根尾投手の投げた57球を振り返ります。
「投手」根尾昂の57球
1回裏 広島の攻撃
1番 野間 無死走者なし
- ど真ん中の球を見逃してストライク0-1
- 外角のツーシームを見送ってボール1-1
- 外角高めの変化球を見逃してストライク1-2
- 外角高めのフォークを見送ってボール2-2
- 外角低めの落ちる球を打つもセンターフライ1アウト
2番 坂倉 一死走者なし
- 高めの変化球を見逃してストライク0-1
- 外角高めのストレートを見送ってボール1-1
- 内角の変化球を空振りストライク1-2
- ピッチャー根尾のグラブをはじくもピッチャーゴロに倒れる2アウト
3番 西川 ニ死走者なし
- 外角低めのストレートを見送ってボール1-0
- 内角低めの変化球を空振りストライク1-1
- 内角低めの変化球を空振りストライク1-2
- 外角低めのストレートを見送ってボール2-2
- 外角低めのストレートを打ってファウル2-2
- 高めのストレートを打ってファール2-2
- ワンバウンドのフォークを見送ってボール3-2
- 内角の変化球を打ってファウル3-2
- 粘りを見せるも9球目を空振り、三線を喫する3アウト
2回裏 広島の攻撃
4番 マクブルーム 無死走者なし
- 際どいコースのストレートを見送ってボール1-0
- 外角のスライダーを見逃してストライク1-1
- 内角高めのスライダーを空振りストライク1-2
- 外角高めのストレートを見送ってボール2-2
- 外角高めのストレートを打ってファウル2-2
- ワンバウンドのスライダーに反応するもバットが止まりボール3-2
- 全く反応できず見逃し三振でバッターアウト1アウト
5番 小園 一死走者なし
- 内角のスライダーを見逃してストライク0-1
- 外角高めのストレートを打ってファウル0-2
- 内角高めのストレートを打ってファウル0-2
- ワンバウンドのフォークを見送ってボール1-2
- 内角のスライダーを打ってファウル1-2
- 内角低めのストレートを打ってファウル1-2
- この球も粘ってファウル1-2
- 内角高めのストレートを見送ってボール2-2
- 8球粘った末に空振りの三振を喫する2アウト
6番 堂林 ニ死走者なし
- 外角低めのカーブを見送ってボール1-0
- 外角低めのスライダーを見送ってボール2-0
- ワンバウンドのスライダーを見送ってボール3-0
- ストレートのフォアボールを選ぶ1塁
7番 矢野 ニ死1塁
- セカンドゴロ3アウト
3回裏 広島の攻撃
8番 石原 無死走者なし
- 内角高めのストレートを見送ってボール1-0
- ど真ん中の球を見逃してストライク1-1
- レフトへのヒット1塁
9番 森 無死1塁
- バントの構えを見せるも外角高めの球を見送りボール1-0
- バントの構えを見せるも内角低めの球を見送りボール2-0
- 外角高めの球をバントするもファウル2-1
- 見事送りバントを決める1アウト2塁
1番 野間 一死2塁
- 外角高めの変化球を見送ってボール1-0
- 内角のストレートを見逃してストライク1-1
- 内角高めのストレートを打ってファウル1-2
- 外角高めの変化球を見送ってボール2-2
- 低めのフォークを打つもレフトフライ2アウト
2番 坂倉 ニ死2塁
- 外角高めのストレートを見送ってボール1-0
- 外角高めのフォークを見送ってボール2-0
- 内角低めのスライダーを空振りストライク2-1
- 低めのスライダーを空振りストライク2-2
- ワンバウンドのスライダーに反応するもバットが止まりボール3-2
- ファウルフライを木下(捕手)がつかんでバッターアウト3アウト
「投手」根尾昂の結果
結果は57球とほぼ予定の球数を投げ切り、3回1安打無失点で降板しました。
見ごたえがあったのが二回のマクブルームと小園を連続三振で抑えたシーンでした。
来期先発として投げる為の試金石としては、満足のいく結果だったのではないでしょうか。
「バッター」根尾昂の結果
根尾昂投手は2回無死一塁で、6月19日以来となる打席に立ちました。
1ボールから森の140キロを捉えると打球はグングン伸び、右中間方向へ。
抜けたかと思われたが、ライトの野間が滑り込んで捕球し、好守に阻まれます。
一塁走者・土田も飛び出しており併殺となったが、元野手ならではのフルスイングは見ごたえがありました。
来シーズンの根尾投手に期待すること
来シーズンの根尾投手に期待することは、怪我をせず一年投げ切ることです。
なぜなら、1年間ローテーションを守りきれれば、とてつもなく大きな自信にもなり、将来の成りたい投手象がより明確になると思うからです。
シーズン開始時は、投手の頭数がそろっています。でも終盤になると怪我や不調によって先発のコマ不足に悩まされます。
また、来シーズンはピッチャーとして他チームからのマークも厳しくなり、チーム内での競争にも晒されることにもなります。
しかし、1年間怪我なくシーズンを全うできれば、結果はおのずと付いてくるでしょう。
「ピッチャー根尾」とコールされた時の、あの球場の盛り上がりを来シーズンも味わいに球場へ足を運ぶことにします。
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